サスペンス

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『LOOP/ループ -時に囚われた男-』ハンガリー発!異色のタイムループ

この映画の大胆な設定は「同じ世界に複数の人間が同時に存在できる」という点です。普通、ループものって、一回主人公が死んだらその場でリセット→ループ開始。という設定が一番メジャーなように思います。例えば『オール・ユー・ニード・イズ・キル』では、死んだら必ず同じ日の同じ時間の自分の中に意識が戻ってきていましたね。死んだらそこでまた生き返ったり、全く別のパラレルワールドの自分の意識に飛んでいくなどということは起こりません。
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『22年目の告白-私が殺人犯です-』二転三転の小気味よさ

脚本が良く出来てると思いました。実はこの作品は韓国映画のリメイクなのですが、日本でのリメイクにあたり、大幅なアレンジと映画としてのテイストの変更を行っているようです。本作は2012年公開の韓国映画『殺人の告白』のリメイクです。『殺人の告白』の方は未見なのですが、予告を見る限りだと本作のような社会派サスペンスと言うよりもどちらかというとアクションとバイオレンス系の映画となっているようです。日本でリメイクするに当たり社会派サスペンスにテイストのアレンジがあったようです。また、日本の法律制度の改正(時効の撤廃)の観点からシナリオと結末も多少変化しているようです。日本の法制度の改正で、時効がなくなったこと。
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『ノー・エスケープ 自由への国境』 マンハントin砂漠!

マンハント。人間狩りというジャンルは昔からあります。今作もその一つ。ひたすら文明の利器(ライフル)を持った頭のおかしい人間に為す術なく何も持たざる人が狩られていく。という話です。なんで反撃しないんだよ!!という見ている側のフラストレーションもありそうですが、今作では感じることはありませんでした。だんだんと人が減っていくのはスリラー映画やスプラッター映画ではおなじみの光景ですね。余計な枝葉の描写は削ぎ落として、シンプルなシナリオにしたことで短い尺で飽きさせない小粒ながら面白い映画になっています。たぶんそんなに制作費もかかってないと思います。
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『ゲット・アウト』あなたも私もこれに囚われている

白人と黒人のアメリカ社会におけるどうしても埋められない溝がテーマです。逆差別。被差別へのアンチテーゼ。アメリカでは黒人は道を歩いているだけで逮捕されてしまう。それが普通。本作でも別に運転していたわけじゃないのに免許証を確認させられたりしています。「黒人というだけでなんでこんなに差別されなきゃいけないんだ」そんな黒人の自らの不遇さ、アドバンテージを持つ側としての側面がラストで逆転する。そんな映画です。
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『スプライス』モンスターホラーと思いきや・・・

まさしくマッドサイエンティストです。自分の卵子を使って遺伝子操作で生み出した人間に近しいけど、人間とは違う、別の生き物。ドレン。そのドレンと科学者夫婦の関係性とその末路を描いた映画です。その妻の方にはなにやら被虐待歴がある(を匂わすシーンがある)ということがわかります。その虐待を受けてきた妻は、虐待の連鎖をするかのようにドレンに虐待を行うのです。ドレンの可愛がっていた猫を取り上げる。かと思えば気まぐれに返す。ドレンの毒針を私に歯向かったという理由で切除する。数えればもっとあると思いますが、思い出すだけでも、これらの(もはや実験とはなんの関係もない)単なる虐待と言っていい事例をエルサ(サラ・ポーリー)は繰り返すのです。虐待されてきた自分と重ねるように。
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『カエル少年失踪殺人事件』未だ見つからない真犯人

1991年3月26日、山のふもとの村で「カエルを捕まえにいく」と言って遊びに出た5人の小学生がこつ然と姿を消した。これは最後に言った言葉が「カエルを捕まえに行く」という言葉だったということから名付けられたそうですが、実際の最後の言葉は「臥竜山にオオサンショウウオを捕まえに行く」というもので、カエルではありませんでした。当時の事件報道は加熱し、事件解決(火消し?)に追われる警察と軍は30万人の人員とメディアを使った大捜索を行いました。
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『新聞記者』 官民癒着のマスコミ操作

現実に日本で行われているマスコミ操作が顕になる衝撃的な映画でした。日本は本当に民主主義国家か?この作品を見て思ったことは、日本は本当に民主主義国家なのか?ということ。作中のセリフでもそんなような言葉が出てきました。「民衆が民主主義だと思っていればそれでいい、本当はどうなのかとかそんなことは国の運営には関係ない。」というニュアンスのセリフだったと記憶しています。世界の報道の自由度ランキングで71位(2022現在)の日本。
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『三度目の殺人』三度目に殺されたのは誰?

『三度目の殺人』を見ました。是枝裕和監督作品とは思えぬ、監督の作品の中でも異色作でした。ある程度のネタバレとともに以下感想書いてみます。 『三度目の殺人』 勝つことを第一目標に掲げる弁護士の重盛(福山雅治)は、殺人の前科があ.....
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