『アバウト・タイム』噛みしめるように日々を生きる
非常にざっくりいうと、時間旅行ができる能力を受け継いだ主人公が、その能力を使って「幸せを知る」までを描いた物語です。「幸せを得る」ではありません「幸せ(とは何を意味するのか)を知る」話です。『アバウト・タイム』はプロット的に非常に甘甘な部分満載で、それをやった意味は?とかその前にもっと大事なことがあるような気がとか、突っ込みたくな箇所はあるにはあるのですが、それもすべて、「幸せ(とは何を意味するのか)を知る」という道に至るためには必要だった出来事。と捉えると、なんだか無意味だけど無意味じゃないのかもという気分にさせられます。気になる方は気になるのだと思いますが、